MC Phono Cartridge

シェルターのMCフォノカートリッジには、大きく分けてふたつのシリーズがあります。ひとつは、ハウジングに60t級の超高硬度ドライカーボンを採用するなどアナログ再生の未来を志向した究極のシリーズ「Ultimate Line」(アルティメット ライン)。そしてもうひとつは、アナログレコード再生が円熟期を迎えていた1980年代からの忠実な技術継承によって、往時の輝きを余すことなく今に伝える伝統のシリーズ「Legendary Line」(レジェンダリー ライン)です。

Ultimate Line - アルティメット ライン

アナログ再生の未知なる可能性を探求する究極のMCフォノカートリッジ

Ultimate Line(アルティメット ライン)は、シェルター創業以来の基本設計を受け継ぎながら、ボディ部に超高硬度ドライカーボンを採用するなど、素材構成をおよそ四半世紀ぶりに一新した究極のMCフォノカートリッジ シリーズです。Ultimate Lineが採用する圧縮圧60tクラスのカーボン素材は、一般的なドライカーボン(24tクラス)をさらに大きく上回る硬度を実現し、もちろんフォノカートリッジへの採用は世界初。共振周波数が可聴帯域外で、高い内部損失と弾性率を持ち、外来ノイズに対するシールド性能にも優れるというカーボン素材本来の特質に圧倒的な硬度をプラスしたUltimate Lineの超高硬度ドライカーボンは、色づけのない音色や微小信号の再現性、静粛性、そのすべてにおいて異次元の効果を発揮します。フラッグシップモデルHarmonyにはボディ部すべてを無垢のカーボンとしたドライカーボン ソリッドハウジングを採用。日本が誇る最先端の炭素繊維技術を得て、アナログ再生の未知なる可能性を探求するシェルターの新たな再現力をお聴きください。

Harmony - Ultimate Line

Harmony(ハーモニー)は、独創のドライカーボン ソリッドハウジングを採用したシェルターのフラッグシップモデルです。60tクラスの超高硬度ドライカーボンを積層したカーボンブロックからダイヤモンドカッターにより1点ずつ削り出した無垢のカーボンボディが振動系および磁気回路をフルカバーし、素材の潜在能力を最大限引き出すことに成功。スタイラスはシェルター初となるラインコンタクト針(1.6×0.3mil)で、これをショートタイプの硬質アルミニウム合金製カンチレバーと強固に貫通接合することで、理想的バランスの音色とトラッカビリティの向上を図りました。未曾有の情報量とS/N感、ウルトラスムーズな聴き心地のすべてを一切の妥協なく手に入れた究極のMCフォノカートリッジです。

Harmony

出力電圧: 0.5mV

針先: 1.6 x 0.3mil ラインコンタクト

内部インピーダンス: 15Ω

自重: 8.5g

適正針圧: 1.4~2.2g

Legendary Line - レジェンダリー ライン

アナログ円熟期の輝きを今に伝え、進化を続ける伝統のMCフォノカートリッジ

Legendary Line(レジェンダリー ライン)は、1986年発売のシェルター第1期製品「Model 701シリーズ」(生産完了品)の基本設計を忠実に継承する伝統のMCフォノカートリッジ シリーズです。その音はどこまでもスムーズで耳に優しく、緻密な情報量と静けさを高次元に両立。吟味されたアルミニウム合金による削り出しボディ、シンプルでオーソドックスな発電機構、アルミクラッドボロン*のレギュラータイプ カンチレバーや0.3×0.7mil楕円針*など、長い実績に基づく安定した素材構成が限りないサウンドチューニングの自由度を生み出します。アナログレコード再生が円熟期を迎えていた1980年代からの忠実な技術継承によって、往時の輝きを余すことなく今に伝えるLegendary Line。約30年にわたる熟成を経て辿り着いた、その深遠な再現力はリスナーの心を一瞬にして解きほぐし、大切なレコードの演奏をいつまでも安心してお任せいただけるものと確信します。

Model 901 III - Legendary Line

振動系は硬質アルミのカンチレバーと楕円の針先を組み合わせ、帯域バランスが良く自然な再生音を目指しました。ストイックなまでに情報量や分解能を追求した7000、9000とは方向が異なり、特性は必要以上に欲張らず、レコードに針を降ろした瞬間から心地よいアナログのドラマが始まります。

Model 901 III

出力電圧: 0.5mV

針先: 0.3 x 0.7mil楕円

内部インピーダンス: 15Ω

自重: 9.1g

適正針圧: 1.4~2.0g

Model 501 III - Ultimate Line

501シリーズの最終発展型です。 501 IIをさらにブラッシュアップして、録音年代やジャンルを問わず、ストレートに音楽を再生するモデルです。表現能力や分解能、エネルギー感は高次元でバランス良く保たれています。

Model 501 III

出力電圧: 0.5mV

針先: 0.3 x 0.7mil楕円

内部インピーダンス: 14Ω

自重: 8.1g

適正針圧: 1.4~2.0g

MM Phono Cartridge

Model 201

Model 201はシェルター唯一のMMフォノカートリッジです。音の絶対的な情報量ではMCタイプに敵いませんが、MMタイプにありがちな高域のピーク感を抑えた聴き心地の良さとお求めになりやすい価格は、デジタルとは違うアナログレコードの魅力を再発見していただくのに充分なものです。また自重や出力電圧などのスペックも中庸で、組み合わせるトーンアームやレコードプレーヤーを選びません。

Model 201

出力電圧: 4mV

負荷抵抗:50kΩ以下

針先: 0.3 x 0.7mil楕円 接合型ダイヤモンド

自重: 6.2g

適正針圧: 1.5~2.0g

(ご注意)

Model 201は他のシェルター製MCフォノカートリッジと同じく音楽鑑賞専用に設計されています。故障の原因となりますのでスクラッチ演奏にはお使いにならないでください。

Headshell

Model 1011/Model 1011L

Model 1011/1011Lは、高内部損失・低共振設計のアルミニウム合金製ヘッドシェルです。指掛け分離型で、指掛け部分には通常の貫通穴(2ヶ所)のほかにM2.6のタップ穴が開けられているため、一般的なフォノカートリッジをナットを使わずに取り付けることが可能。もちろん、ボディ側にタップが切ってあるフォノカートリッジも貫通穴を使って取り付けられます。Model 1011(写真左)は質量11g*のレギュラータイプ、Model 1011L(写真右)は質量9.3g*の軽量タイプです。各タイプとも、長さ6/8/10/12/15/18mmの6種類のM2.6ビス(各2本)とM2.6ナット(2個)を付属しています。
*リード線と指掛けを含む質量

MC transformer

Model 411 Type II

Model 411 TypeIIは、内部インピーダンス(DCR)が15Ω*までのMCフォノカートリッジに対応する単機能MCトランスです。自己雑音を発生しないMCトランスは、特に出力電圧が高いロー~ミディアムインピーダンス型MCとの相性が良く、すべてのシェルター製MCフォノカートリッジとの組み合わせ使用に最適です。トランス本体は0.05mm厚のスーパーパーマロイによる積層リングコアにトロイダル巻線を施したもので、トランス巻線を入出力ターミナルに直結するなど伝送ロスを徹底的に排除。トランスはパーマロイおよびアルミニウム製のシールドボックスに収められ、さらにスチール製の外ケースでガードされているので、外来ノイズの影響も最小限に抑えています。古典的モデルからワイドレンジな現代的モデルまで、ご愛用のMCフォノカートリッジからの音楽信号を色づけなく昇圧してフォノイコライザーアンプ**へ送り出します。
*最大25Ω **本製品の出力はアンプのMMフォノ入力端子に接続してください。

Model 411 Type II

インピーダンス: 15Ω以下(許容25Ω)

昇圧比:32dB

出力インピーダンス:47kΩ~50kΩ

外形寸法: 142(W)×66(H)×106(D)mm

重量:約1kg

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